松崎循環器内科での検査

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○当院の検査について
当院では、循環器系の検査を行い、患者さんの心臓の状態や動脈硬化の程度を的確に評価します。これらの検査結果をもとに患者さん一人一人に適した診断、治療を行います。
○当院の検査では以下の点を心がけています。
  • 検査は、熟練したスタッフが行います。
  • 迅速に検査を実施し、その時に検査結果がわかるようにします。
  • 検査結果は電子カルテにデジタル保存して、過去の検査結果との比較なども随時行えるようにします。
  • 結果説明は、画像をモニター画面に映して患者さんにわかりやすい説明を心がけています。
  • 病院に紹介する場合には、検査結果を印刷して診療情報を提供しますが、ご希望であれば患者さんにもお渡しします。

レントゲン検査(胸部X線検査 腹部単純X線検査)

写真:X線検査室

X線検査は、デジタル処理画像で胸部や腹部の撮影を行います。フィルムの現像なしに撮像直後に電子カルテのモニター画面で鮮明な画像を見ることができます。

胸部X線検査では、心臓の大きさなどの計測をモニター画面上で以前との画像と比較しながら迅速にできます。心不全の評価や肺炎などの肺の病気の診断に使用します。


心電図検査(安静時)

写真:心電図検査室

心電図は検査終了と同時にモニター画面で見ることができます。ファイリング保存しているため以前の心電図との比較も同時に行えます。必要であれば、心電図波形の印刷を行えます。


運動負荷心電図検査(エルゴメータ負荷心電図検査)

写真:心電図検査室

段階的な運動で心臓に負荷をかけることによって、心電図変化から狭心症などの有無を評価します。当院では、心電図と血圧をモニターしながら、エルゴメータ(固定式自転車)で3分毎にペダルが重くなるような運動負荷をかけていきます。院長と専門の検査技師が検査に立ち会って安全な検査を心がけています。
以下のような患者さんが検査対象になります。

  • ・労作時に胸痛などがあり狭心症が疑われる方
  • ・狭心症患者さんの定期的な経過観察
  • ・運動療法前のメディカルチェック

各種超音波検査

写真:超音波検査機器
心エコー検査(心臓超音波検査)
心エコー検査では、心臓の部屋の大きさ、心臓の筋肉(心筋)の厚さ(心肥大の有無)、心筋の動き(心臓のポンプ機能)、心臓の弁の状態が評価できます。患者さんにとって苦痛のない検査で心機能を含めた心臓の状態が評価できるため、循環器系疾患の診断および治療方針の決定には重要な検査です。検査結果は、モニター画面で実際の画像を提示しながら患者さんにわかりやすく説明します。
頚動脈エコー検査
頚動脈は大動脈から分岐する脳の入り口にあたる血管です。頚動脈エコー検査は、脳梗塞などの脳血管疾患の評価に用いるだけではなく、全身の動脈硬化の評価に用いられます。約15分程度の検査で動脈硬化の程度が評価できます。患者さんには、検査終了後、モニター画面で頚動脈の血管壁の厚さや動脈硬化の病変(プラーク)などの画像を見ながら動脈硬化の程度を説明します。
腹部エコー検査
肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓などの腹部臓器の画像診断を行います。検査終了後モニター画面で実際の画像を見ながら検査結果を説明します。

ホルター心電図検査(24時間心電図)

写真:ホルター心電図計
不整脈や虚血性心疾患など
心臓は1日に約10万回程度の拍動をうっています。安静時の心電図では、5~6心拍程度の拍動しか記録できません。動悸や胸痛を訴える患者さんで、安静時心電図では異常が発見できなくても、ホルター心電図で不整脈や心拍数の異常、狭心症などの所見が認められる場合があります。特に症状時に心電図異常を伴うかどうかなど、不整脈の診断上重要な情報を提供します。 ホルター心電図検査の検査中は、 検査機器も小型化しており、入浴以外の日常生活は普通どおりに可能です。
ホルター心電図の解析は、検査終了後院長が院内の解析装置で行い、迅速に検査結果を患者さんに説明します。 動悸や失神などを訴えて不整脈が疑われる方、脈拍数の異常(頻脈や徐脈)が疑われる方、安静時に胸痛があり安静時狭心症が疑われる方などが対象になります。また不整脈の重症度評価や抗不整脈薬を投与するかどうかの治療方針の決定にも使用されます。

血圧脈波検査

写真:血圧脈波検査装置
動脈硬化
この検査では、血管年齢と下肢の血行障害の有無の2つのことが評価できます。動脈硬化により血管壁が硬くなると脈波の伝播する速度が速くなります。この原理を利用して脈波の伝播速度から患者さんの血管年齢を測定します。 また四肢の上腕および足首の血圧を同時に測定します。一般には四肢の血圧を同時に測定すると足首の血圧の方が、上腕の血圧より高くなります。足首にいく下肢の動脈に狭窄や閉塞があると足首の血圧が低くなります。上腕と足首の血圧の比を求めることにより、下肢の動脈に動脈硬化の病気があるかどうかのスクリーニングができます。
高血圧症や糖尿病のある患者さんの動脈硬化の評価に用いられます。特に歩行時に腰痛や下肢痛のある患者さんでは、下肢の血行障害(閉塞性動脈硬化症)が疑われますので対象になります。

当循環器内科の診療時間

午前は月曜から土曜、午後は月火木土金曜

午前: 9:00 から 12:00
午後: 4:00 から 7:00
●診療科目:循環器内科・内科
休診日:水・土曜午後、日祝日

アクセス

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